足の臭いを漢方薬で長期的に、スキンケアで短期的に改善。
即効性はありませんが、身体の内側からの体質改善で、足汗対策、体臭対策として漢方を使うことは効果的です。
時間はかかりますが、体質を根本から改善することができます。
漢方は日本では漢方医学といいますが、数千年の歴史がある中国の伝統医学「中国医学」のことで、西洋医学をさす「西医学」に対応して使われるようになり、世界中に広がっています。
つまり、足の臭いを解消するには足汗を漢方でコントロールすることで抑制することができるのです。
漢方はドラッグストアでも手に入りますが、他の病気の治療薬との併用がOKかどうか、また妊娠していないか、体調はどうかなどの確認をすることが必要なので、
できたら漢方専門医に、まず相談することをおすすめします。
説明も納得がいくまで丁寧に説明してもらえるし、保険適用になることもあります。
体臭、汗を抑えるといっても色々なケースが考えられます。
- 食生活が原因
- 肥満が原因
- ホルモンのバランスの崩れが原因
- 精神的緊張が原因
など、それぞれの原因に応じて処方される漢方薬も違ってきます。
人間の身体は不思議なもので、同じ一つの症状をとってみても、人それぞれ体内のどこで、どのように発生するのかは違っています。
その体質を理解して、どう修復するのかを考えるのが漢方医学です。
変化する体調に合わせた飲み合わせや、生活面でのアドバイスも貰えるので、専門医への相談はとても大切です。
長期にわたって服用する漢方薬は、保険適用を受けることができれば、ドラッグストアで購入するよりも安く済む事も考えられます。
代表的な汗を抑える漢方
- 防己黄耆湯(ボウイオウギトウ)
- 柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)
- 竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)
- 越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)
足汗を抑制するだけでなく、体臭も漢方には改善効果があります。
体臭が強くなると血液を通じて汗に臭いが混じるので、体臭を抑制することで足の臭いも抑制する効果があります。
西洋医学でも体臭を解消する薬もありますが、科学的に作られた薬物よりも、副作用の心配もなく安心して飲める漢方はおすすめです。
代表的な体臭を抑制する漢方
- 黄連湯(オウレントウ)
- 六味地黄丸(ろくみじおうがん)
- 瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)
- 笹ヘルス
体調管理を見直す
いくら漢方薬で足汗や体臭を抑制しても、毎日の生活習慣が乱れていては効果は期待できません。
漢方薬は即効性はありませんが、長く服用することで効果が現われるものです。
日頃の生活習慣や食生活を見直すことで、ストレス解消、質の良い睡眠をとれるよう心がけましょう。
まとめ
足のスキンケアと、漢方薬を並行して行うことで足の臭いは短期的、長期的に改善することができます。
1カ月もすればかなりの効果が出始めます。
体質改善という点で漢方薬はかなりおすすめです。