子供の足の臭いを消す石鹸でドラッグストアにあるおすすめは?
子供向けの足の臭いを消す石鹸は残念ながらドラッグストアにありません。
ドラッグストアに置いてあるのはすべて成人用です。
ですので、子供用には少し刺激が強い物が多いです。
唯一おすすめなドラッグストアに置いてある子供用の石鹸は牛乳石鹸です。
牛乳石鹸はお値打ち価格なのに洗浄力が強いからです。
また、洗浄力が強いのに肌にも優しいので、子供向けに使用しても問題はありません。
子供の足の臭いを消す牛乳石鹸
石鹸はボディソープよりも洗浄力が高く、牛乳石鹸に関しては約95〜97%純石鹸成分です。
ですので、足が臭くなる原因である「菌」をしっかり洗い流してくれるのです。
牛乳石鹸は靴下の洗浄にも効果的
足が臭い子供の靴下も、これまた臭いです。
しかも、何回洗濯しても臭いが残ったまま!
ニオイ対策としては、漂白剤や重曹、オキシクリーンなどを使う方法がありますが面倒くさいです。
しかし、ここでも牛乳石鹸を使うことで靴下の臭いを消すことができるんです。
その方法は、牛乳石鹸で靴下を予洗いするだけ。
靴下を牛乳石鹸をつけてもみ洗いしたあとに、通常の洗濯をするだけであれだけ取れなかった靴下の臭いが消えます。
もみ洗い後、しばらくつけ置きしておくと汚れが落ちてくるのが、泡がだんだん茶色くなってくるのでわかります。
漂白剤のつけおきより確実ににおいがとれます。
牛乳石鹸は青箱で十分
牛乳石鹸には赤箱と青箱がありますが、正直違いはあまりないので安い青箱で十分です。
ただ、機械で大量に作る石鹸は、足の消臭に特化した製品とは工程が異なります。
牛乳石鹸で汚れが落ちにくく、足の臭いが消えないということなら、
足の消臭に特化した品質の高いものを使用することをおすすめします。
そうすることで、足の臭いトラブルはほとんど起こらなくなるでしょう。
子供の足の臭いを消すアニセ薬用石鹸
ここで紹介するアニセ薬用石鹸はドラッグストアでは販売されていませんが、一番のおすすめです。
医薬部外品「アニセ薬用石鹸」は、1938年の創業の老舗で、高品質・安心安全の商品を、今でも職人技で作り上げています。
- 口コミ満足度:ゼネラルリサーチ調べ
- 満足度:当社調べ(購入者103名様)
- 消臭率:日本食品分析センター調べ
アニセ薬用石鹸口コミ
人目を気にしないで、堂々と靴を脱げるようになりました。
アニセで足だけでなく靴と靴下も洗うようにしたら1日で効果が確認できました。
息子の悪臭にはまいっていたのですが、もう怒らなくて済むようになりました。
消臭率 99%
消臭率 99%は消臭性試験(日本食品分析センター調べ)の結果ですが、90日間の実際のお子様の使用結果も出ています。
「アニセ薬用石鹸」で足と靴下を1日1回、靴を30日に1回洗った後の帰宅時の足の臭いの臭気指数測定では、
90日後の帰宅時の足の臭気指数は94%減少しました。
「アニセ薬用石鹸」の特徴
- 薬用炭
- ベントナイト(国産クレイ)
- 柿渋エキス(カキタンニン)
- ミョウバン(アルムK)
これら4つの成分が配合され医薬部外品の製造販売の承認を取得しています。
肌に直接触れる物なので配合成分にもこだわり、余計なものは一切はいっていません!
- 無着色
- 無香料
- 防腐剤不使用
- 有効成分配合
- アルカリ性
- パラペンフリー
- 石油系界面活性剤不使用
足の臭いを消すのにボディソープが石鹸より良くない5つの理由
子供の足が臭いときは、足を洗う石鹸はボディソープとは別に用意しましょう。
ボディソープは保湿成分や香料なども含まれているので、足を洗うのには適していません。
ボディーソープは泡立ちがいいから洗浄力が高そうにみえますが、洗浄力は石鹸の方が高いんです。
ボディーソープには石鹸素地が3割程度しか含まれていません。
また、保湿成分が入っていると、また靴を履いて出かける時に蒸れてしまい臭う原因になってしまいます。
理由1:保湿剤が含まれている
ボディソープには保湿剤が入っています。
足が臭う原因は、足汗が角質や皮脂と混じり合い、それを皮膚常在菌が栄養分として分解するときに臭いを発生させます。
ですので、足の臭いを抑制するには足汗を抑える必要があります。
足は汗腺が多く汗を他の部位よりも、ただでさえ多く発汗する場所です。
できれば少し乾燥させたいぐらいなのです。
ですから、保湿成分が含まれるボディソープは足の洗浄には向いていないのです。
ボディソープは身体を洗う時には泡立ちも良く、使いやすいのですが、足の洗浄には向いていません。
理由2:角質除去成分が含まれていない。
足は全体重がのしかかり足の裏の角質も厚く固くなりがちです。
ボディソープには石鹸程の角質除去成分は含まれていないので、足の裏の角質を十分に落としきることができません。
洗浄力の強い石鹸は、固くなった角質を柔らかくし落としやすくしてくれます。
ボディソープは、雑菌のエサになる角質が蓄積されやすく繁殖を促進させる原因にもなります。
理由3:洗浄力が弱い
固形石鹸とボディソープでは主成分が違います。
固形石鹸の主成分は脂肪酸ナトリウムで、ボディソープは脂肪酸カリウムです。
洗浄力では石鹸の脂肪酸ナトリウムの方が勝っています。
理由4:液体石鹸(ボディソープ)は水分が多い
液体石鹸(ボディソープ)は、水分が少ないと固まってしまうので仕方がないのですが、
成分の約70%が水分です。
ですので成分が凝縮されている固形石鹸の方が洗浄力が高くなるのです。
理由5:固形石鹸はコスパが良い
液体石鹸や固形石鹸のどちらにも言えることで、成分によって値段は変わってくるのですが、
固形石鹸の方が同じ容量でも泡立てて使うので、何回もプッシュする必要がある液体石鹸よりも基本的にコスパはいいです。
石鹸を変えても、足の臭いが完全に消えていない時は、逆性石鹸
石鹸を変えても、まだ子供の足の臭いが完全に消えていない方は、逆性石鹸を使いましょう。
逆性石鹸といっても、名前は石鹸ですが洗浄能力はありません。
あるのは殺菌能力です。
逆性石鹸は病院の先生や飲食店の人が手の消毒用に使ったりしています。
ドラッグストアで安価で購入することができます。
名前は逆性石鹸、塩化ベンザルコニウム液、オスバン液と色々な名称が付けられていますが、中身は同じです。
逆性石鹸は水に溶けるとプラスイオンになります。
細菌やカビは、マイナスイオンを持つタンパク質やセルロースを主成分としているので、
プラスとマイナスが磁石のように引き合うことで細胞の構造を破壊し殺菌してくれます。
逆性石鹸での足の臭いケアを毎日続けていれば、早い人で1週間もすれば足の臭いは改善されているはずです。
ただし、靴も清潔で臭いが染み付いていないのが前提です。
せっかく、足の臭いが逆性石鹸で消えても、毎日履く靴が臭っていれば、靴から足に臭いが移りいつまでたっても足の臭いが解消されることはありません。
逆性石鹸の使い方
石鹸のように泡立てて足を洗うのではありません。
まず足専用の石鹸で足の汚れを落としキレイにし、よく洗い流し水分をしっかりと拭き取ったあとに使用します。
というのは、足に石鹸の一部でも残っていると逆性石鹸の成分と反発し合って充分な殺菌能力を失ってしまうからです。
用意するもの
- 逆性石鹸
- 洗面器
逆性石鹸の希釈度は約100倍に薄めて使います。
洗面器に、5〜10分ほど足を浸けます。
その後、お湯で洗い流しタオルで水分を拭き取って終りです。
これを毎日続けてみてください。
必ず、あなたは効果を実感できるはずです。
水虫の足には逆性石鹸は使わない
逆性石鹸は水虫の元凶であるカビ菌(真菌)を予防し殺菌してくれます。
しかし、逆性石鹸は皮膚表面に繁殖している雑菌を除去しますが、水虫の菌が皮膚組織の奥深く入り込んでいる場合は、根こそぎ死滅させる効果はありません。
水虫が化膿したジュクジュクしている部分は、逆にただれたり炎症を促進させたりしてしまうので、そんな場合は逆性石鹸は使わないようにして下さい。
また、肌が弱い方は直接足を浸すのではなく、ガーゼなどを使用して足の裏や指の間を拭くのがおすすめです。
足の臭いを防ぐ石鹸を、ドラッグストアで子供用に探している方へ
残念ながら、ドラッグストアで子供用の足の臭いを消す専用石鹸を探しても見当たりません。
子供用であるのは、ベビー石鹸ばかりで足の臭い対策ではありません。
見つかるのは成人用ばかりです。
そこで、ここでは、ドラッグストアで手軽に入手できる、子供向けの足の臭いを防ぐ石鹸の探し方を紹介します。
- 子供の足が臭いときは、足を洗う石鹸はボディソープとは別にする
- 殺菌成分をチェック
- 「薬用」「医薬部外品」の表記を確認する
- 石鹸を変えても、足の臭いが完全に消えていない方は、逆性石鹸を使う。
ひとつずつ順番に説明します。
子供の足の臭いが「エッ!」というくらい、ひどく匂う時期があります。
多くの方は、消臭力が高いと書かれた石鹸やボディーソープを選んでいると思います。
しかし、石鹸やボディーソープに消臭力があるのは当たり前で、
スーパーやドラッグストアで売られている石鹸やボディーソープ30社を対象に、実際に足を洗ったすぐ後に臭気計で計測すると、
すべてが3以下の結果で消臭力にはほとんど差はありません。
市販の消臭力が高いと説明されている石鹸やボディソープは確かに洗った直後は臭いは消えるのですが、
古い角質や皮脂が洗い流されていないために、5時間、10時間もするとまた足が臭くなってくるのです。
足の臭い対策で選ぶ基準は、瞬間的な消臭ではなく、
古い角質や皮脂を洗い流してくれて、5時間、10時間後でも足が臭いにくい、つまり雑菌が繁殖しにくい石鹸を選ぶ必要があります。
殺菌成分をチェック
次の成分が含まれているか ?
天然成分
- 柿タンニン
- 茶カテキン
- ミョウバン
- 炭
- ハッカ
有効成分
- イソプロピルメチルフェノール
- ベンゼトニウムクロリド
- トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル
「薬用」「医薬部外品」の表記
厚生労働省から有効性、安全性、品質に関して認可を受けているのが「薬用」「医薬部外品」です。
「薬用」「医薬部外品」の石鹸で上記の有効成分が表示されているのを確認してください。
足の臭いに効果的なのは殺菌有効成分が配合された石鹸です。
子供の足が臭い時でも大人用の消臭剤は使わない
大人用の消臭剤は使わないでください。
薬剤師さんも成分がきついので使わない方が良いと言っています。
これは守ってください。
大人用の足の消臭剤は数多く用意されています。
大人用を子供に使えば即効性がありそうなイメージですが、子供にとっては成分が強すぎるケースもあります。
特に香り付きの消臭スプレーは逆に汗と香りが混じってひどいことになってしまいます。
また、足に直接塗ったりするクリームやスプレーは成分がきついので、
場合によっては、皮膚炎を起こすか、体がまだ未熟なので何かアレルギー的な要素を誘発することも考えられます。
例えば市販されている消臭スプレーで有名な花王のエイトフォー(8×4)フットスプレーがあります。
確かに瞬発力がある消臭効果はあるのですが、注意書きにも
「肌の近くで長時間スプレーすると皮膚が「低温やけど」を起こす可能性がある」
と書かかれています。
さらには、エイトフォーを噴霧した足に直射日光が当たることで赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常が起こることもあるようです。
足の臭い対策に効果的といわれるミョウバン水でも、皮膚が弱い人は肌荒れを起こす事もあるので注意しましょう。とただし書きが書かれています。
子供の足が臭いのは石鹸ではなく洗い方が問題
子供の足は、お子さんによって時期は多少の違いはありますが、幼稚園や保育園、小学生になった頃から急激に足の臭いが強くなります。
自分の子供でも、側に寄らないでくれ〜。
臭い足のままで家の中を歩き回らないでくれ〜。
と叫びたい時もあります。
赤ちゃんの頃の足はふわふわで、ほっぺにペタッとしても全然平気だったのに。
あのころのかわいい足は何処にいってしまったんだろうと思います。
しかし、「あなたの足が臭い」と強く言うこともできず、かといって「足をキチンと洗いなさい!!」と強要すると萎縮した子になったり、「足の臭いに敏感な子」になってしまう心配もあります。
されど、毎日、足を洗ってあげることも手間がかかり面倒です。
なんとか自分でキレイに足を洗ってくれるといいのだが。と思うことはありませんか?
あなたはお子さんに、家に帰ってきたら「足をキレイに洗ってね〜」とすませていませんか?
これだけでは、お子さんは足をしっかり洗ってくれません。
一緒にお風呂に入るとわかりますが、適当に洗っているのがわかるはずです。
あまり強く言うとゴシゴシ擦りすぎて皮膚を傷つけてしまい、かえって、雑菌を繁殖させやすくしてしまいます。
実は子供が自発的に足をしっかりと洗ってくれる良い方法があるのです。
一度、実践してみてください。
子供が足を丁寧に洗う魔法の言葉
子供が足を丁寧に洗う魔法の言葉があります♪
この魔法の言葉をお子さんにかけるだけで、お子さんが自発的に足の指の間、爪の間もしっかりと洗ってくれますよ。
◆子供が足を丁寧に洗う魔法の言葉:その1
近年、コロナウイルスの発生などで、どこの幼稚園、小学校でもしっかり衛生管理が教育されているので、
園や学校で、指の間、爪の間もきちんと洗うように、手の洗い方をしっかりと教えてもらっています。
ですので「足も手と同じように洗ってね。」というだけで、手と同じように足の指の間、爪の間もしっかりと洗ってくれるのです。
本当にこれだけで足の指の間、爪の間もちゃんと洗ってくれますよ。
◆足の臭い子供に効く魔法の言葉:その2
足が臭いと女の子(男の子)に嫌われるよ。
異性を意識する年頃の子供にはとても効果があります
お子さんの足は、手よりも汚れがひどく足の爪の間などには汚れや砂が詰まっていることがあります。
こんな場合は、使わなくなった歯ブラシを用意し足専用にするか、もしくは足専用の爪ブラシを用意しておくといいでしょう。
これだけで随分と違いますが、まだ、それでも足の臭いが残ってしまう場合は、次の方法を実践しましょう。
重曹
まず、足の臭いがひどい場合は一度、アルカリ性の重曹水を使って酸性のイソ吉草酸を中和させる必要があります。
お風呂に入って足をしっかり洗ったはずなのに、すぐに足が臭くなるのはイソ吉草酸が原因です。
イソ吉草酸は汗や汚れと違って洗ってもなかなか落ちにくい性質を持っています。
一度、重曹水でイソ吉草酸を除去した後は、洗浄力がボディソープよりも強い石鹸で足を洗います。
この時に、あまりゴシゴシ洗いすぎると足に常在する善玉菌まで殺してしまい、
かえって皮膚の免疫力を落とし足の臭いをは発生させます。
石鹸で足を洗う時には、泡立ちネットなどでしっかり泡を作って優しく洗うようにします。
足の爪
そして、足の爪の間もできれば足の爪専用ブラシを使って、見落としがちな汚れを落とします。
足の専用爪ブラシは100均でも売っています。
足の指
あと、足の指の間もしっかりと洗いましょう。
足の裏とか、かかとはしっかり洗うのですが意外と足の指と指の間の洗いがおろそかになったりしています。
足の裏には皮脂線はありませんが足の指の間には皮脂線があるので、皮脂や角栓、汗などで蒸れやすくイソ吉草酸が繁殖しやすくなっています。
かかと
それとより念入りに洗わないといけない場所がかかとです。
足が臭うのは約60%が、かかとからといわれています。
ですのでかかとを中心に足の裏の角質のケアを行うことがとても重要です。
水気を取る
洗い終わったらタオルで水気をしっかりと拭き取ります。
水気が残ると、そこから雑菌の繁殖を招いてしまいます。
できれば、お風呂上りに足のケアとして足の臭い対策クリームを使用するのがおすすめです。
そうすることで日中の足の臭いの発生を抑えることができます。
足の臭いを消す石鹸でも洗いすぎると、足が臭くなる
足の洗いすぎは足の臭いに逆効果!
足を洗いすぎると、皮膚の抵抗力が低下し、悪臭の原因となる雑菌が繁殖しやすくなります。
結果、余計に足の臭いがキツクなってしまいます。
足の雑菌はシャワーを浴びるだけで約80%は洗い流すことができます。
しかし、足をゴシゴシあらうことで雑菌(皮膚常在菌)の99%が洗い流されてしまいます。
99%の雑菌がいなくなったことで皮膚を守る善玉菌もいなくなることから「黄色ブドウ球菌」がここぞとばかりに繁殖し、さらに足が臭うようになるのです。
また、足はかかとなどは特に角質ができやすく古い角質がたまりやすい特徴があります。
角質はたんぱく質なので普通の石鹸では落とすことができません。
昔から角質を取り除く方法としては軽石ややすりで擦るという方法がありましたが、
やりすぎると皮膚を傷めたり、皮膚が刺激されることでさらに角質ができやすなるという悪循環になるというケースもあります。
そのため、足を洗う時には古い角質や皮脂を洗い流してくれる石鹸を使用することで、
皮膚に刺激を与えない方法で洗い流すことが大事です。
古い角質は慌てないで、毎日少しづつ石鹸を使って落としていくのがベストです。
子供の足が臭い時の対策は石鹸だけでなく総合的な対処が必要
子供の足が臭い時は、足はもちろんですが靴から靴下も殺菌、消臭しないと消えません。
重曹や、足のニオイ専用の石鹸を使用して洗った時にはニオイはしなくなるのですが、
靴に足の臭い菌が蓄積していると靴を履いたらスグに匂い始めます。
子供の足が臭い時は、足と靴、靴下の消臭・殺菌を並行して行わないと効果は出にくいです。
子供の足が臭い原因
1メートル離れていても、フローリングや畳の上を歩いていても、お風呂あがりでもとにかく臭うお子様はいます。
自分の子供だけれど、そばにいるだけで生臭いというか・・・オエって感じ。
足を洗っても洗っても鼻に臭いがついてしまう。
あなたの家庭ではファブリーズの消費量がものすごくありませんか?
子どもの足は、どうしてあんなに臭いのでしょうか?
毎日、風呂に入っているのに臭うのはたまりませんね。
子供の足が臭う原因は3つあります。
- 素足が臭う
- 靴下が臭う
- 靴が臭う
以上の3つの原因は、大人でも同じなのですが、子供だけの特徴もあります。
それは子供は新陳代謝が活発なので汗もよくかくし足の皮なども、どんどん生まれ変わるため皮脂などの雑菌の栄養が豊富にあるということです。
(足の裏には皮脂線はありませんが、指の間には皮脂線があります。)
また、活発に動き回り汗をかきやすくなっていることも原因です。
子供の足が大人の足よりも臭う具体的な原因
大きな原因は2つです。
- 新陳代謝が活発で汗をかきやすい
- ターンオーバーがスムーズで皮脂が出やすい。
*ターンオーバー:表皮の新陳代謝、生まれ変わりの事をいいます。
菌にとって天国なのが子どもの足なのです。
子供は靴を洗っても、すぐに汚したりして臭くなってしまいます。
足が臭うのは汗が足の皮脂や角質(垢)と結びつき、足に常在する雑菌の栄養源となり分解される時に雑菌が吐き出す老廃物が臭いの元を作り出すからです。
子供は身体は小さいですが汗がでる汗腺の数は大人と一緒だけあります。
そして子供は体温も高く、新陳代謝が激しく、体力の消費が多いです。
そのため体を冷やすために汗が多く分泌されます。
あまりの足の臭さと汗の量に、「うちの子供は病気かもしれない!?」と心配するお母さんもいますが、悩まなくても大丈夫です。
大人なら甲状腺機能症や精神的発汗が考えられることもありますが、お子さんの汗の量が多いのは成長の証です。
子供の足が臭い:小学生の場合
小学生の子供って、気に入った同じ靴を履きたがります。
ですので靴を洗うにしても学校が休みの週末にしか洗うことができません。
上靴も同じですが、週末に持ち帰る事を忘れると、2週間以上そのままという事もあります。
それと、風呂には毎日入っても足の洗い方がよくないので、爪の間によく垢が溜まった状態になっています。
これでは、足が臭うはずです。
対策としては、同じ靴や上靴を数足用意しておいて毎日、履き替えるのがよいのはわかっていても、成長が早いので買い換えの出費が大変です。
そんな小学生の足の臭いを解消する対策としては、いろいろあるのですが、大人のように小まめに臭い対策として足にクリームを塗ることは面倒くさがって長続きしません。
それで、毎朝通学前にできることを紹介します。
1つは靴下を臭わなくすることです。
靴下の消臭というとファブリーズを思い浮かべますが、確かにファブリーズで靴下や布製のスニーカーは消臭できます。
しかし、ニオイの元は除去されず残っているのです。
臭わない消臭靴下は、売っていますがなかなか子供に合うものは少なく、
子供も気にいった靴下しか履いてくれないので難しそうですが、イオン消臭スプレー「ヌーラ」を使うことで、
子供のお気に入りの靴下も消臭靴下に変えてくれます。
肌に触れても、口に入っても安全な成分で作られているので、小学生のお子さんの足の臭い対策にもってこいです。
もう一つは、靴自体を消臭する方法です。
市販の消臭スプレーは、マスキング方式(別の臭いをかぶせてごまかす)か、消臭効果が長続きしないのがほとんどですが、
「NULLシューパウダー」なら効果が1日長持ちし、一度臭いが消えたら約半年間は消臭効果が持続するという優れものです。
白いパウダー状なので白い靴下以外の時には、靴下に白い粉が初めは目立ちますが、
時間経過とともに汗や湿気によって消えていきます。
子供の足が臭い:中学生の場合
中学生になると、行動範囲も広がり運動量も大人顔負けになってきます。
小学生の子供と同じで、学校での上靴が足の臭いの主な原因です。
せめて1週間に1回、最低でも1ヶ月に1回は洗いたいものです。
臭いが染み込んでいる場合は、洗っても臭いは消えないので、そんな時は重曹水に漬け込むようにしてみてください。
1時間ぐらい浸けこむだけで臭いは消えます。
中学生は部活も始まるので運動系の部活動をしている子供は要注意です。
部活シューズは、○○モデルなど高価なシューズが多いので、複数用意するというのもなかなかできるものではありません。
そして毎日の練習で履きつづけているのでシューズの中は雑菌がいっぱいです。
部活が休みの時には、必ず持ち帰り消毒、乾燥させたいものです。
また、女性はまだ慣れない月経の痛みがストレスになることで足汗が増え足が臭くなってしまうことがあります。
これは男女共通ですが、行動範囲も広がることでジャンクフードを食べる機会も増えます。
刺激臭の強い食事や、唐揚げ、餃子など偏った食事の栄養素は、汗とともに排出され体臭の原因となります。
足は特に汗腺が集中しているので、足の臭いが強くなります。
こんな中学生には、バランスの取れた食事を親が管理してあげなければいけません。
子供の足が臭い対策:習慣
お子さんが靴を履く時には、必ず靴下を履かせるように習慣化しましょう。
靴下を履かないで靴を履いてしまうと、素足から出た皮脂や汗、角質が直接靴に移ってしまいます。
靴はなかなか洗うことができないので、靴が足の臭いの悪臭の温床になってしまいます。
その点、靴下は毎日洗濯ができます。
靴下に、皮脂や汗、角質を吸わせることで、お子さんの足の臭いが悪化するのを抑制することができます。
お子さんが帰宅したら、靴を脱ぐと同時に靴下も脱がさせます。
そして、すぐに足も洗わせてください。
そのまま、自宅にいる時は湿気がこもらないように素足でもOKです。
一旦、帰宅後、塾などに出かける時には靴下を履き替えます。
出来れば、その時も靴を履きかえるようにしてください。
子供の足が臭い原因:病気
これまでに紹介した方法をいろいろ試してみたけれど効果が感じられなかったというお子さんは、
病気の可能性が考えられます。
水虫
水虫というと成人した男性というイメージがありますが、家族に水虫がの方がいる場合は感染している可能性があります。
水虫の症状が見られるときは、皮膚科に相談しましょう。
多汗症
遺伝や精神的なストレスから多汗症を発症することがあります。
子供の頃から発症するということも決して珍しくありません。
気温が高いわけでもなく、運動もしていないのに汗をかく症状が見られたら、こちらも一度専門医に相談する事をおすすめします。
子供の足が臭い原因:遺伝
お父さんも足が臭い、子供も足が臭いと遺伝と思われるかもしれませんが、足の臭いは遺伝しません。
親子が同じように足が臭うのは、きっと生活環境のせいです。
ただ、ワキガが臭うのは遺伝が関係すると言われています。
家系にワキガの人がいれば、高確率で遺伝すると言われています。
子供の足が臭いのは、生活環境によるものなので、逆にいえば適切な対処をすることで、お子さん足の臭いは改善されます。
考えられる遺伝的要因
足の臭いは遺伝しませんが、多汗症は遺伝する可能性があります。
多汗症だと、発汗量が普通の人より多く、足が蒸れやすく臭いも強くなる傾向があります。
また、水虫に感染しやすい体質も遺伝すると言われています。
それほど、熱くないのに汗を多くかいたり、日常的に汗っかきなら多汗症の心配もあります。
そんなお子さんは、まず皮膚科で診察を受けることをおすすめします。