足の臭いを一瞬で消す方法!アルコール,酢,重曹,ミョウバン,クエン酸,精油
足の臭いを一瞬で消す方法ではアルコール、酢、重曹、ミョウバン、クエン酸、精油を使ったやり方が知られています。
しかし、アルコール消臭は、足の臭いの原因である、脂質やたんぱく質、アンモニアなどを溶かすことで、足の臭いは一瞬で消えるのですが、
効果は短時間で、アルコールに弱い人にはオススメできません。
また、頻繁に使用することも皮膚を傷めるので、よくありません。
アルコール以外では、種類によっては一瞬ではありませんが、数日間〜数週間継続することで足のニオイが消えるものもあります。
ただ、頻繁に使用すると足の皮膚が変性してしまい、細菌が繁殖しやすくなり逆効果になることもあるので注意が必要です。
かわりどころでは、クエン酸のようにローション、足湯だけでなく、飲料として飲むことで体の内側から消臭する事ができるものもあります。
それらすべてを、足の臭いを一瞬で消す方法としてアルコール、酢、重曹,ミョウバン,クエン酸,精油の効果、使用方法をひとつづつ詳しく紹介していきます。
他に足の臭いを一瞬で消す方法としては、あとで紹介する医薬部外品消臭クリームもおすすめです。
「さっとぬるだけ」で医薬部外品の有効成分が、足のニオイの97%を一気に消し去ってくれます。
足の臭いを一瞬で消す方法:アルコール
今は、コロナ渦で携帯用の手指消毒アルコールスプレーを持参している人も多いと思いますが、
その手指消毒アルコールスプレーを使うことで簡単に一瞬で足の臭いを消すことができます。
足が臭うのは雑菌の増殖が原因ですが、アルコール(エタノール)には殺菌効果があり、足のクサイ匂いの原因となる雑菌を退治してくれます。
エタノールは濃度によって名称が変わります。
- 無水エタノール・・・99.5%以上
- エタノール・・・・・95.1?96.9%
- 消毒用エタノール・・76.9?81.4%
殺菌効果は濃度が高い程効果がありそうですが、無水エタノールは揮発性が高すぎるので殺菌前にエタノールが蒸発してしまうので殺菌には向いていません。
足の臭いを一瞬で消す方法に向いているのは、名前の通り濃度が80%前後の消毒用エタノールです。
アルコールの使い方
- 足の汚れ、汗を拭く
足の臭いの原因である、脂質やたんぱく質、アンモニアなどが含まれた汗の汚れ成分を拭き取ります。
- 足に直接アルコールを吹き付ける
コットンなどに液体を含ませて、軽く足に当てるようにするだけでもOKです。
ニオイの原因物質であるたんぱく質や脂質がアルコールに溶けだします。
アルコールの殺菌力はとても強く、90%程度の雑菌を消滅できると言われています。 - アルコールを拭き取る
- しっかりと乾燥させる。
アルコール消毒をした後に湿気をそのままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなってしまい逆効果となります。
スプレーしてから数10秒で効果が現れるため、即効性が高いので応急処置には最適です。
アルコールの注意点
- テーブル、ドアノブなどの消毒で使用する次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒スプレーは使用できません。
- アルコールスプレーする前に汗や汚れは必ず拭きとってください。
- 効果が持続するのは2時間〜3時間程度
アルコールの殺菌力は強力ですが、90%近く殺菌しても残った雑菌が増殖し、やがて元の数まで戻ります。
アルコールを頻繁に使うと、皮膚を外的病原性微生物から守る皮脂や、善玉の皮膚常在菌も洗浄してしまいます。
すると、足裏が白くなりやがては皮膚がガサガサして肌荒れを起こします。
ですので、消毒用エタノール(アルコール)を足の臭い対策に頻繁に使用することはできません。
頻繁に使うのならアルコールが含まれたウエットティッシュタイプの除菌シートがおすすめです。
アルコール(エタノール)で靴やブーツを消毒する
アルコール(エタノール)を靴に使用することで靴に染み付いた足の臭いを軽減する事ができます。
注意
靴によっては表面にエタノール(アルコール)が付くと色落ちしたりすることがあるので、表面に使用するのではなく、靴の内側にスプレーをしたり、コットンに染み込ませたりして拭くのがいいでしょう。、
エタノール(アルコール)は脱脂効果があるので、内側の使用でも靴によってはヒビ割れてくることもあるので、たっぷりの使用はお薦めできません。
足の臭いを一瞬で消す方法:酢
お酢は足の臭いの消すのに効果があります。
ただし、アンモニア臭に限ってです。
足の臭いには、酸性の臭い(納豆臭い、チーズ臭い)、とアルカリ性の臭い(アンモニア臭)があります。
酸性の臭いの原因はイソ吉草酸なのですが、この臭いには残念ながらお酢による臭い消臭の効果は期待できません。
お酢が効果的なのは、ツーンと酸っぱい臭いがするアンモニア臭です。
本来尿として出てくるはずのアンモニアが、血液を通じて皮膚から出てくるのがアンモニア臭です。
疲労臭とも呼ばれ、立ち仕事などで疲れた足の血行が悪くなることで、下半身に血液と老廃物が溜まりやすくなり、毒素のアンモニアが老廃物として足から排出されることで臭いを発します。
酢の成分
お酢に含まれている主な成分は、酢酸、クエン酸、アミノ酸、糖質などです。
アミノ酸や糖質は、お酢の旨味を出す成分なので足の臭いには関係ありません。
酢の消臭効果
足の臭いに効果がある成分は、酢酸とクエン酸です。
酢酸とクエン酸は水に溶かすと酸性になります。
酸性のお酢と足の臭いの原因であるアルカリ性のアンモニアが合わさると中和反応が起こり臭いが無臭になるのです。
酢の殺菌効果
お酢には、もうひとつ殺菌効果が期待されているのですが、家庭用のお酢には殺菌効果はあまり期待できません。
雑菌は、酸性の環境下では生存することができないので、殺菌効果はあるのですが、期待するほどではありません。
強い殺菌の効果があるのは、強い酸の場合で、よく実験で使ったりする塩酸や硫酸がそれにあたります。
考えたらわかるのですが、お酢は食べ物に使われるものです。
お酢に強い殺菌効果を持たせると、体に必要な善玉菌までも殺してしまいます。
なので、お酢には雑菌を死滅させるまでの強い殺菌作用はありません。
おすすめの酢はドラッグストアなどで買える竹酢酸や木酢酸です。
食用のお酢でもアンモニア臭には効果があるので、足の臭い対策には有効です。
足の臭い対策に酢の足湯
お湯に酢を注ぎ足湯をするのですが、即効性を求めると肌が弱い方は、軽い炎症を起こすケースもあるので、注意してください。
酢の臭いが残らない、皮膚に刺激がない濃度の足湯は、即効性はそれ程ないので数日間は継続する必要があります。
- お風呂に入って足をキレイに洗うか、足を石鹸でキレイにしておきます。
- 洗面器に両足が浸けられるくらいのお湯を用意します。
- お湯の温度は少し熱めの40℃ぐらいがおすすめです。
足の血行が良くなり、冷え症が改善される効果もあります。
洗面器が浅い場合にはバケツでもかまいません。 - 容器が用意できたら、普通のコップに7分目くらいのお酢をお湯に注ぎます。
- 多くのお酢をいれすぎると、お酢の臭いが強すぎて足湯どころではなくなるので、最初は少な目で始めて量を調整してください。
- 肌が弱い方は、軽い炎症を起こすケースもあるので慎重に行ってください。
- お湯に足を漬けて約15分〜20分足湯を楽しみます。
- 足を浸けている間に、手で優しく指の間を洗ったりするとより効果的です。
- 足湯の後は、清潔なタオルで水分を拭き取ります。
- この時に、お酢の臭いが気になるようなら、シャワーで洗い流してもいいですが、効果は薄れます。
即効性は、それ程ないので数日間は継続するようにしてください。
足の臭い対策でお酢を使うデメリット
- 出かける前に行うと、酸っぱい臭いが残ってしまう事がある。
- 消臭効果はあまり高くない。
- 効果が一時的でスグに雑菌が繁殖して臭いが発生する。
足の臭い対策でお酢を飲む
お酢に含まれている成分・クエン酸は乳酸を分解する効果があります。
運動不足やクーラーのつけすぎなどで、汗腺の機能が弱まっていると、
汗と一緒に老廃物に混じってアンモニアと乳酸が一緒にでることがあります。
ですので、運動不足や職場環境で汗腺が弱まる傾向にある方は、
普段から酢の物や酢豚、お寿司などお酢が含まれている食品を積極的に摂取しておくことで乳酸を抑えることができます。
お酢を直接に飲むのはちょっと難しいですが、リンゴ酢などは水や炭酸水で割ることでに見やすくなります。
お酢で靴を消毒する
酢水を使って靴の中を拭くことで靴の中が消毒できます。
酢は水で3倍程度に薄めて使います。
拭いたすぐは臭いますが数時間もすれば臭いは気にならない薄さに減少します。
木酢液は足の臭いに効果あり!
木酢液の原液は強い酸性です。必ず希釈して使いましょう。
木酢液とは
(竹炭を作るときに出る水蒸気からできた液体は竹酢液といいます。)
木酢液はガーデニングの防虫剤としてホームセンターで売られていて中和作用と燻香のマスキング作用の相乗効果でイヤな臭いを抑えてくれる効果があります。
木酢液は農薬指定はされていませんが、農薬の代わりとしても使われています。
つまりそれだけ強い成分ということです。
天然成分だから安心なのですが、きちんと精製されていなく、木タールやメタノール、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含んでいる粗悪品もあるので、肌に使う場合はきちんと原料や製造方法を確認して下さい。
特にホームセンターで売られている木酢液は、人の体に使うことを考えて作られていないので使用は止めた方がいいです。
木酢液って、昔から足の臭い対策に使われていますが意外と知らない人が多いようです。
ここからは木酢液のメリット、デメリットを説明しますね、
木酢液のメリット
足の臭い対策だけでなく水虫対策(白癬菌)にも効果があります。
また、角質もケアしてくれるので、木酢液を使うことで足の裏がキレイにツルツルになります。
古い角質がケアできるということは足の臭い対策にはとても有効です。
木酢液を使っての足湯、入浴では血流もよくすることから冷え症対策にもなり代謝も促進されることから足の臭い対策には更に効果的です。
木酢液の殺菌効果で爪の間の雑菌も殺菌することができます。
木酢液の使い方
◇足湯
- 洗面器やバケツに足が浸かる程度(約4リットル)の暖かいお湯(40〜42℃)を入れます。
- 木酢液を約30ml入れます。
- 足を5〜20分程浸けます。
◇お風呂
足の臭いだけでなく体全体の臭いが気になるときにもお風呂の中に木酢液を入れることで、体も温まりアトピーや肌荒れ対策にもなったりします。
使用する時には、よく説明書を読み表記に従った量を入れ、入れ過ぎないようにしてください。
木酢液のデメリット
木酢液は独特の臭いがするので、はじめて木酢液を使う方には少し使いにくいかもわかりません。
木酢液は木炭を作る時にできた水分なので、原液は強烈な燻製のようないぶした臭いがします。
木酢液をお湯の中に入れることでお湯の蒸気と一緒に、香りが上がってきます。
このニオイが受け入れられない人にはちょっと辛いかもわかりません。
また、敏感肌の人は肌に合わない場合もあるので注意が必要です。
原液が服についてしまうと色がついてしまうことがあります。
酢のまとめ
木酢液は出勤や通学などのお出かけ前に使用すると、独特なニオイが沁みついて取れなくなる事もあるので、帰宅後の使用がオススメです。
お出かけ時の足の臭い対策としては、防臭・制汗・殺菌・角質ケアもあり無臭で持続力のあるデオドラント剤がより効果的です。
足の臭いを一瞬で消す方法:重曹
足の臭いは、洗濯や掃除などで使われている重曹を使うことで解消できます。
重曹は、洗濯や掃除などに使われるだけでなく調理用等にも使われペーキングパウダーやふくらし粉などに使われています。
重曹の種類
ここで使用するのは「調理用」です。
「掃除用」は100均でも販売されていて安いのですが、不純物も多く界面活性剤や研磨剤、発泡剤など、肌に強い負担がかかる成分が入っている場合があるので使わないで下さい。
「薬用」は純度が高いのですが値がはります。
調理用は精製方法がパッケージに記載されていますが、「天然物」と「合成物」の2種類あります。
どちらを選んでも問題ありません。
お好みで選んでください。
正式名称は「炭酸水素ナトリウム」で白い粉末状になっていて、人体に無害な物質です。
スーパーやドラッグストアで購入することができます。
ただ、重曹が効果があるのは、「イソ吉草酸」による納豆臭、チーズ臭です。
水虫の臭いもイソ吉草酸が発生するメカニズムとよく似ていますが、
水虫の臭いは皮膚疾患なので重曹だけでは消すことはできません。
足の臭いがアンモニア臭の場合は、重曹は効果がなく、酢やミョウバンが効果があります。
足の臭いには、多くの種類あるので、あなたの足の臭いによって治療方法を使い分けて下さい。
消臭作用
重曹は弱アルカリ性で、足の臭いの原因菌であるイソ吉草酸は弱酸性の物質です。
酸性のものと、アルカリ性のものが合わさると中和し無害になります。
この中和効果により足の臭いを消臭してくれます。
足の臭いの消臭だけでなく、重曹を小瓶などにいれておくだけで部屋の嫌なにおいも消臭してくれます。
芳香剤のように香りでごまかすことなく臭いを元から断ってくれます。
吸水作用
ニオイを持った足の水分を吸着し取り除いてくれます。
水分を取り除いてくれることで、足が蒸れるのを防いでくれる効果もあります。
角質軟化作用
細菌のエサになる角質や皮脂を柔らかくし、取り除きやすくしてくれる効果があります。
角質や皮脂は弱酸性なので、アルカリ性の重曹で中和させることで落としやすくなります。
スクラブ効果
重曹水は、肌の黒ずみ取りなどにも利用されるように、スクラブ効果があります。
粉のままでは、刺激が強すぎるので、水と混ぜわせることで粒子が丸くなり肌当たりも柔らかくなります。
乳化作用
重曹水が皮脂や角質などの脂を落とすことができるのは乳化作用があるからです。
水と脂は本来なら反発しあい混じることは無いのですが、重曹の乳化作用で皮脂や角質の汚れを落とすことができるのです。
血流促進効果
重曹は血流を促進する効果があり、血液の循環がよくなることで新陳代謝もよくなり、ニオイの元になる体内の老廃物も排出しやすくなります。
重曹足湯
洗面器やバケツを用意しお湯(30〜38℃)をはり、重曹を小さじ1〜2杯入れます。
よくかき混ぜた後、足を10〜15分浸します。
毎日、行うと効果的です。
注意
足に傷がある場合は、重曹の量を減らすか、ひかえるようにしましょう。
初めは重曹は1〜2杯で試しながら最大でも3杯までにとどめるようにしてください。
重曹足湯はお風呂がりなど足を洗ってから浸けることで消臭効果はより高くなります。
また重曹足湯の後は、消臭効果の高い臭い専用の石けんで爪の間や指の股、足裏の角質を軽くこすり洗い流すことでさらに効果が高まります。
さらに足の臭いを落とす
重曹炭酸足湯
重曹足湯にお酢やクエン酸を加えることで炭酸ガスを発生させ、炭酸により皮脂汚れや角質を落とす方法もあります。
この方法は血行促進効果もあり美肌効果、むくみ解消、冷え性にも効果的ですが、
クエン酸や酢は酸性なので、重曹のアルカリ性と中和反応が起こり消臭効果は弱まります。
*クエン酸を使用する場合は工業用ではなく不純物が混じってない食用の物を使うようにしましょう。
重曹水+アロマ
抗菌作用があるラベンダーやティーツリー、ペパーミントなどのアロマオイルを重曹水に加えることで、菌の繁殖が抑えられ臭いも消臭されます。
アロマを使用するときは、先にアロマオイルに重曹を混ぜ合わせてからお湯の中に入れるようにして下さい。
重曹風呂
足の臭いだけでなく全身の体臭対策にもなります。
浴槽に入れる重曹は大さじ3杯が限度です。
重曹風呂は効果的なのですが、身体への刺激が心配なので週に1〜2回の利用にとどめるようにしてください。
重曹水で靴下を消臭
足が臭うということは靴下も臭っています。
ひどい場合は足の皮脂により靴下がパリパリになっていることもあります。
こんな靴下は普通に洗濯していては、なかなか臭いを取ることはできません。
洗濯機で洗う前に重曹水に20〜30分浸け置きし、その後重曹を洗い流し洗濯することで、靴下の臭いが中和され臭わなくなります。
洗濯機に重曹を入れて使用すると、洗濯機の内部が詰まる原因になるので絶対に洗濯機には直接使用しないでください。
重曹で靴の消臭
足の臭いが改善されていても、いつも履く靴がそのままでは、すぐに足にニオイが移ってしまいます。
靴も重曹を使って消臭しましょう
重曹スプレー
重曹を、ぬるま湯に溶かして使用します。
水では溶けにくいのでぬるま湯を使います。
ぬるま湯120〜150mlに対し、重曹小さじ1杯入れます。
スプレーは100均で売っているものを使います。
消臭スプレーにも足湯でも紹介した消臭効果のあるラベンダーやティーツリーなどの精油を混ぜあわせるのがおすすめです。
ただ、精油を加える時には必ず無水エタノールを加えるようにしてください。
そうしないと精油と水が分離してスプレーが詰まる原因になるからです。
デメリット
アルカリ性がそれほど強くない重曹は使用するのに安心して使えるのですが、日持ちがあまりよくありません。
ですので重曹スプレーは作り置きしないで、使用する分だけを作って使い切りするようにしましょう。
また、重曹をぬるま湯と混ぜる時には、スプレーをしっかり振って重曹の粉を溶かすようにします。
そうしないと、スプレーの中の途中で詰まってでなくなることが起きるからです。
靴の消臭では靴の中にまんべんなくスプレーした後は、よく乾かします。
水洗いが可能なスニーカーなどは重曹水で丸洗いすると効率的に消臭できます。
重曹を直接使用
使わなくなった、穴が開いていない靴下に、重曹を直接1/2カップ程度入れます。
重曹がこぼれないように、入口を結び、それを靴の中に入れることで消臭プラス除湿効果が期待できます。
重曹の効果期限は約3ヶ月なので、期限がすぎたら入れ替えるようにして下さい。
これらの方法が、面倒という方は重曹を直接、靴の中に振りかけてもOKです。
大さじ1杯程度を使用し、靴の中にまんべんなく広げたあと、残った重曹を掃き出します。
重曹は足の臭いの症状が、どちらかというと軽い人に、より効果が感じられると思います。
重曹で足が痛くなる
重曹はお掃除の裏ワザとしてよく使われ頑固な汚れを落とすことができるほど強力な成分です。
弱アルカリ性の重曹は足の皮膚のたんぱく質を溶かして汚れを落とすのですが、
重曹は粒子も粗いので、必要以上に擦ることで皮膚の表面を溶かしすぎてしまうこともあります。
必要な皮膚までも溶かしてしまうと足が痛いと感じるケースもでてきます。
皮膚が弱い方は注意する必要があります。
また、重曹を頻繁に使用することで弱酸性の足の皮膚がアルカリ性に変性することで、細菌が繁殖しやすくなり逆効果になることもあります。
また、重曹を頻繁に使用すると弱酸性の足の皮膚がアルカリ性に変性してしまい、細菌が繁殖しやすくなり逆効果になることもあります。
重曹でも足の臭いが消えない場合
足の臭いの主な原因菌はイソ吉草酸なので、重曹のアルカリ性特性で中和され臭いが消えるのですが、
重曹を使っても足の臭いが消えない場合は、足の臭いの原因がイソ吉草酸などの酸性菌ではなく、
アンモニア臭などのアルカリ菌の可能性があります。
このような時は、酸性の酢やミョウバンを使って消臭しましょう。
酸性の酢やミョウバンがアルカリ性のアンモニア臭を中和させて臭いを解消してくれます。
足の臭いを一瞬で消す方法:ミョウバン水
ミョウバンは水と混ぜることで弱酸性になり、アルカリ性のアンモニア臭を中和させます。
ミョウバンは、ドラッグストアやネットでも販売されていますが、量が多いので足の臭い対策に使うのならスーパーの少量タイプがおすすめです。
【関連記事】ミョウバン水の作り方を説明
足の臭いを一瞬で消す方法:クエン酸
チーズ臭いとか納豆臭い匂いのイソ吉草酸が原因の足の臭いは残念ながら消すことはできません。
クエン酸を使って足の臭いを消す方法は4通りあります
- クエン酸ローション
- 足湯
- クエン酸入浴
- クエン酸飲料
クエン酸は、クエン酸の入ったドリンクや食材を摂ることで体の内側から消臭する事もできるんです。
また、消臭だけでなく疲労回復効果や、新陳代謝を高めたり、ミネラルの吸収を高めたり、痛風予防にもなるんです。
でも、デメリットもあるんですよね。
【関連記事】足の臭いを消すクエン酸
クエン酸の成分、使い方、効果、デメリットなどを詳しく紹介しています。
足の臭いを一瞬で消す方法:精油(エッセンシャルオイル)
精油(エッセンシャルオイル)は、「中和消臭」という消臭方法で、気になる足の臭いを元から消してくれます。
足の臭いに香りをかぶせる(マスキング)とは違います。
精油成分と悪臭成分が分子レベルで接触・結合する化学変化により、足の臭いを一瞬で消してくれるのです。
参照:アロマスター株式会社
精油(エッセンシャルオイル)はアロマオイルとは違います。
精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルは、よく混同されるのですが2つはまったくの別物です。
植物の香りに似せて人工的に香り付けされたオイルが、アロマオイルです。
これらの製品には通常、合成香料やアルコールなどが入っていますが、精油(エッセンシャルオイル)は原則、天然成分100%。
精油(エッセンシャルオイル)は、自然の植物を精製して作られているので、よほど肌が弱い方以外は、赤みや痒みといった肌トラブルが引き起こされることはありません。
しかし、原液をそのまま肌に塗布するということは避けた方が良いでしょう。
精油の使い方
精油スプレーを作り、足に直接吹きかけます。
【準備するもの】
・無水エタノール:5ml
・精製水:45ml
・エッセンシャルオイル:10滴
スプレー容器に、無水エタノールと精油を混ぜわせた後、精製水45mlを加えて混ぜます。
【関連記事】足の臭いに精油(エッセンシャルオイル)が効く。アロマではありません。
足の臭いを一瞬に消す方法:フットデオドラント
アルコール、酢、重曹、ミョウバン、クエン酸、精油などを使用した足の消臭方法は意外と面倒くさいものです。
それよりも、手っ取り早く確実な方法があります。
医薬部外品フットデオドラントの「ティノン」です。
女性専用と紹介されていますが、男性もOK です。敏感肌の方やお子さんも使用できます。
医薬部外品の有効成分が、ニオイ成分と結合して無臭の成分に変化し、足のニオイの97%を一気に消し去ってくれます。
「ぬるだけ」で発生した足のニオイをさっと消してくれます。
また、塗ったあとも8時間以上足のニオイをブロック。
無添加にもこだわり、着色料、タール系色素、紫外線吸収剤、人工香料、石油系界面活性剤、四足動物由来成分、フェノキシエタノール、パラペンは、一切使用していません。
天然100%です。
ずっと使い続けなくても大丈夫!
ティノンを数回続けていると、足のコンディションがよくなってくるので、ティノンを「卒業」することができます。
主成分には、気になるニオイの原因にアプローチする「イソプロピルメチルフェノール(シメンー5−オール)」がたっぷり配合されています。
医薬部外品の有効成分なので効果も保証済み。
また、独自構造を持つ柿タンニンエキスが、今あるニオイと結合し無臭の成分に変化します。
これで、ニオイの97%を一気に消しながら、ニオイの根本的な原因の常在菌も徹底的に除菌してくれます。
成分が角質層まで浸透
消臭・殺菌成分をごくごく小さくナノ化しているので、肌の表面だけでなく、角質層まで浸透し臭いの元をブロック。
余分な汗や皮脂が菌に分解されるのが臭いの原因ですが、ティノンは余分な汗が出にくい状態に足のコンディションを整えます。
これで、ニオイ発生の原因をブロック!
足汗問題
一般の消臭剤や制汗剤は、「足を乾燥」させて臭いを一時的にブロックする仕組みですが、
長く使い続けると、体の防御機能が働き体が乾燥するのはマズイ!と余分な汗や皮脂を過剰分泌してしまうので根本解決にならず逆効果になったりします。
夜まで長続き
有効成分をつけても、靴下との摩擦で足からとれてしまったら意味がありません。
ティノンは天然保湿成分スクワランで、足にうすいヴェールをはるような処方。
塗るだけで有効成分が逃げない役割を持っています。
また、スクワランだけでなく、アロエエキスやミツロウなど天然保湿成分がたっぷり配合されているので足をしっかり保湿。
ハイヒールで足にかなりの負担がかかっても、その日のダメージをなかったことに。
【初回限定】1500円OFF+5大プレゼント付き
60日間返品保障
足の臭いを一瞬で消す方法!靴下
これまでに紹介してきた方法で、足の臭いが一瞬で消えても、靴下が臭っていたらどうしようもありませんよね。
足が匂うのは、靴下が臭いことがほとんどです。
足から出る汗自体にニオイはありません。
汗が雑菌のエサとなり繁殖するすることで臭くなるのです。
雑菌が繁殖する条件が最も揃っているのが靴下なのです。
湿度がない時の素足だと臭いませんよね?
つまり、足が臭いのではなく汗を吸い取り雑菌が繁殖した靴下が臭っているのです。
素足のケアも大事ですが、これから紹介する靴下は、足が匂っていても、足の臭いの原因である、アンモニア、酢酸、イソ吉草酸の3大ニオイ成分を96%〜99%消臭してくれます。
その消臭方法はイオン化結合といって、200人分の汗のニオイを3分で瞬間的に無臭化できるほど強力です。
あなたは、夏場のプールがクサイと感じたことはありませんか?
それはプールには殺菌用消毒剤(塩素)が含まれているからなのですが、そのニオイもナトリウムと結合すると、塩(塩化ナトリウム)になり瞬間にニオイは無くなるのです。
これも塩素がイオン化結合により無臭化された結果です。
この技術を開発し製品に取り入れたのがここで紹介するデオル(Deol)靴下です。
もしもという時に、このデオル靴下に履き替えることで、靴下の臭いはもちろん、足の臭いも一瞬に消してくれるのです。
デオル靴下は、大容量のニオイを瞬間的に急速分解消臭します。
財団法人 日本繊維製品品質技術センター調べの検査結果をご覧ください。
【デオル消臭靴下の消臭検査結果】
足の臭いの原因である、アンモニア、酢酸、イソ吉草酸の3大ニオイ成分が96%〜99%消臭されています。
さらに凄いのが見てもらってもわかるように、洗濯しても消臭効果が減少しないことです。
むしろ若干、消臭効果が上がっています。
デオル靴下には、もうひとつ凄いことがあります。
同じ靴下を3日間履き続けても消臭効果は続き、ニオイがほとんどしないのです。
ですので、いざという時にデオル靴下に履き替えることで、足の臭いを一瞬で消すことができるのです。
【関連記事】蒸れない靴下、臭わない靴下9社を比較
足の臭いを一瞬で消す方法!「ヌーラ」スプレー
デオル消臭靴下を持ち忘れた時とか、お気に入りの靴下を履き替えたくない、履き替えると気づかれてしまうという場合は、靴下に直接、スプレーする方法があります。
デオル製品の「ヌーラ」スプレーを使用することで、どんな靴下を履いていても一瞬で足の臭いを消すことができます。
焼肉の臭いがついた衣服でもスプレーすることで一瞬で臭いを消すことができます。
【公的検査機関で消臭効果が証明されています。】
「ヌーラ」なら即効性もあり靴下の上から吹きかけるタイプの消臭スプレーなので時間がないときでもスプレーするだけで臭いが抑えられます。
ヌーラもニオイ自体をイオン化合化結合によりニオイ分子を急速変化し無臭化します。
30mlの携帯タイプもあるので、いざという時のために持っておくと安心です。
ヌーラは靴下以外でも、シューズ、ブーツ、ジャケット、タバコ、トイレにも効果を発揮します。
ヌーラ口コミ
匿名希望様 女性 30代 広島県
息子が汗をかいた後、女の子たちに臭いと言われることに傷つき、何か良いものはないかと探していて「ヌーラ」を見つけました。
靴下に「ヌーラ」をスプレーして学校に履いていったところ、汗をかいても何も言われなくなり、とても喜んでいます。
UA様 女性 40代 東京都
市販の消臭剤とは効果のレベルが段違いでした。
夏になると悩まされていた夫の強烈な足の臭いが、ほとんど気にならなくなりました。
匿名希望様 女性 20代 山形県
これまで、足の臭いが気になり仕事中も、友達と会うときも、集中できませんでした。
常に替えの靴下を持ち歩いたりしていたのですが、「ヌーラ」のおかげで替えの必要もなくなり、長時間快適に過ごせるようになりました。
「ヌーラ」は全額返金保証がついているので安心できます。
足の臭いを一瞬で消す方法!シューズ
トレンティア
靴下の臭いの悩みは、紹介した商品で何とか解決できそうですが、まだ靴が残っています。
靴を脱ぐときや、下駄箱にしまう時など、かなり臭いことがあります。
2人1組の共同の下駄箱にしまう時など最悪ですよね。
そんな時には、「トレンティア」がおすすめです。
デオル靴下、ヌーラと同じ「いい快互服ドットコム」が取り扱っています。
「トレンティア」はプロの現場で使われているモルドクラッシュが配合されています。
「モルドクラッシュ」は、ボーリング場のシューズの消臭・抗菌・防カビに使われているプロが使う消臭剤です。
その消臭力はすばらしく、なんと99.9%なんです。
足の臭いの原因は靴下が臭い、次に靴に臭いが移って臭いというのがほとんどです。
足と同時に靴下や靴のケアも大切な足臭対策のポイントです。
体臭問題を解決する体臭ケア製品専門ショップ「いい快互服ドットコム」のホームぺージ中段あたりから、この画像を見つけてクリックしてください。
*カバンに忍ばせておくのに便利な一回り小さな携帯用も用意されています。
足の臭いを一瞬で消す方法(何も消臭グッズを持っていない時)
除菌シートを使う
急に会社の飲み会や合コンなどで、靴やブーツを脱ぐ事になった時に、何も消臭グッズを持っていない時の対処方法です。
方法はいたって簡単です。
くつを脱ぐ前に、素足を除菌シートでサッと拭くだけです。
足の指の間までしっかり拭いてくださいね。
これだけで、かなりニオイを抑えることができます。
パンストやストッキングを履いていて、脱ぐことができない場合でも、履いた上から拭くことができる除菌シートがあるので大丈夫です。
除菌シートを持っていない時
除菌シートの持ち合わせがない時は、普通のティッシュかトイレットペーパーでもOKです。
ティッシュかトイレットペーパーは水に濡らしてから使用してください。
汗は水で溶けるのでアルコール入りでなくても、これでも十分効果があります。
拭く時には足の指と指の間を重点的にしっかりと丁寧に拭き取るようにして下さい。
このとき爪の間もチェックします。
足を乾燥させる。
足を拭き終った後は、乾いたティッシュやトイレットペーパーでしっかり拭き取った後、足を乾燥させます。
注意してほしいのは、拭いたあとは、しっかり乾かすことです。
乾燥していない状態で、あわてて靴下やストッキングを履かないでください。
乾燥していない状態で履いてしまうと足が蒸れやすくなり再び足の臭いを発生しやすくさせてしまいます。
焦る気持ちはわかりますが、このひと手間が、その後の明暗を分けますので必ず乾燥するまで待ってください。
靴下やストッキングを新しいものに履き替える
替えの靴下やストッキングに履き替えるのですが、準備がしていなかった時には、会場に入る前にコンビニエンスで買っておきましょう。
今まで履いていた靴下やストッキングには既に1日中の汗や雑菌、臭いが付着しているので、いくら足を綺麗にしても無意味になってしまいます。
必ず新しいものに履き替えるようにしてください。
履き替えた靴下やストッキングはビニール袋に入れて密封をしてバッグの中にしまいます。
ビニール袋がない場合は鞄の底の方にしまっておきましょう。
替えの靴下やストッキングは違う色だと履き替えたことが目立ってしまうので、似た色を用意しておきます。
足の臭いを一瞬で消す方法(消臭グッズを持っている時)
まったく時間がない時
消臭スプレー「ヌーラ」
を靴下の上から吹きかけます。
急場しのぎですが、「ヌーラ」なら即効性もあり靴下の上から吹きかけるタイプの消臭スプレーなので時間がないときにはスプレーするだけでも臭いが抑えられます。
5分時間があるとき
靴下やストッキングを脱ぐ
靴やブーツを脱いだ瞬間にもう強烈な足の臭いを感じていると思いますが、トイレは個室なので問題はありません。
この時に、携帯用の消臭スプレー「トレンティア」
でブーツや靴の中に吹きかけておきます。
足を拭く
足を除菌ウエットティッシュで拭いてキレイにしたあとに、「ティノン」を塗ります。
精神的ストレスが足の臭いを促進させる
今までに、紹介してきた方法が頭にあればイザという時にも慌てなくて済むと思います。
とにかくあわててしまい、精神的ストレスに襲われると、足の裏の汗腺からの汗の分泌がひどくなり、さらに足の臭いに拍車をかけてしまいます。
とにかく、落ち着くことが一番です。