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足の臭いを病院で治療するなら何科?

足が臭くて、足をしっかり洗うのはもちろん、足の消臭グッズを色々試したりしてみたけれど、
何をやっても足の臭いが解消されないときは病気を疑ってみましょう。

 

足の臭い 何科

でも、足の臭いを治療する為には何科で診てもらえばいいのか迷うと思います。

 

足の臭いの多くの原因は、足の雑菌の腐敗臭ですが、まれに体調不良や水虫、多汗症が原因の事もあります。

 

糖尿病や内臓疾患から臭いが出ている場合は内科を診察することになりますが、
まずは総合的な臭いの判断をしてもらうためにも最初は皮膚科に診てもらうのがいいでしょう。

 

足の臭いが皮膚の疾患からくるものなのか、汗腺の異常や多汗症などを診察できます。

 

皮膚科で、それぞれにあった治療をしてもらうことで改善することがあります。

 

腸内の不調や肝臓や他の内臓の不調、糖尿病などが原因と確定できる時は、内科をはじめから受診してもいいでしょう。

 

 

足の臭い治療:皮膚科

水虫

水虫にはかゆみがない場合もありますので、まずは正しく診断してもらいましょう。

 

足の臭い 何科

水虫の原因菌であるカビの一種である白癬菌そのものは臭いを発しません。

 

水虫になると皮膚が荒れるのでそこの雑菌が入り込み臭いを発するようになるのです。

 

皮膚の一部を採取して顕微鏡検査で水虫菌(白癬菌)が存在していることがわかったら水虫の治療を行うことになります。

 

治療法

主に塗り薬が主流になりますが、塗り薬でもスプレータイプや液剤、クリームタイプなどがあります。

 

爪水虫の場合は抗真菌剤の内服治療を行うことになります。

 

治療期間ですが、急性水虫の場合は約1ヶ月、症状によっては1年以上要するケースもあります。

 

注意したいのは勝手に水虫が治ったと思って治療をやめてしまわないことです。

 

症状がなくなっても白癬菌は角質内に残っている場合もあるのでしっかりと医師からOKが出るまで続けて下さい。

 

ドラッグストアで水虫の薬を販売していますが、自己判断で購入するのではなくまず医師に相談することが完治への近道です。

 

角質治療

足が臭う原因に角質に菌が入り込み臭いを発生していることがあります。

 

足の臭い 何科

特に分厚くなった角質やひび割れた角質内には菌が入り込みやすく、

いくら足をしっかり洗っても菌を除去することはできません。

 

足の裏は体重を支えたりして外部刺激が加わるのでどうしても角質が厚くなりがちです。

 

治療法

皮膚科では症状に合わせて塗り薬を処方してもらえます。

 

また血行をよくして末梢神経(まっしょうしんけい)の冷えを防ぐために内服薬が処方される場合もあります。

 

多汗症

足裏に過剰の汗をかく症状を足蹠(そくしょ)多汗症といいます。

 

多汗症は汗が出る環境でもないのに、理由のないまま異常なほど汗をかいてしまう病気です。

 

最近、多汗症の患者が増えていると言われています。

 

手やワキなどの多汗症の人は、多量の汗をかくことで自分が多汗症かも?と気が付くことが多いのですが、

 

足蹠(そくしょ)多汗症の場合は、普段靴下や靴が汗を吸い取ったりしてくれるので、多汗症と気がつかないことが多いです。

 

しかし、靴を脱いだら靴下がひどく濡れていたり、靴の中がビショビショの状態であれば、多汗症を疑う必要があります。

 

足蹠(そくしょ)多汗症だと、靴や靴下を脱いだ時に、鼻をつくような強烈な臭いがするはずです。

 

また、常に靴の中が高温多湿状態なので水虫にもなりやすいです。

 

足蹠(そくしょ)多汗症のやっかいなところは、手やワキと違って汗をかいても、すぐに拭いたり洗ったりすることができないことです。

 

ですので、常に足にとって過酷な悪循環を繰り返すことになります。

 

足の臭い 何科

足裏には汗腺(エクリン腺)が多数点在しているのですが、エクリン腺から出る汗自体は臭いません。

 

臭いは汗と混じり合った角質や皮脂を雑菌がエサとして繁殖することで臭うのです。

 

足汗を止めるには交感神経を切断するのですが、副作用の心配もあります。

 

本来なら足裏から出る汗が別の場所に多く出るようになってしまうのです。

 

それがどこかは人によって異なりますが、場所によってはかなりビショビショになるケースもあります。

 

しかし、この治療方法はよっぽどの重症でないかぎり行いません。

 

多汗症の治療法

臭化プロバリテリン

汗を分泌させる物質を抑える抗コリン剤が含まれている飲み薬です。

 

ワキガ対策でも処方されます。
汗を抑える効果は飲み始めは期待できるのですが、飲み過ぎると体が慣れてきて効果が薄れていきます。

 

副作用があります。

塩化アルミニウム

皮膚に疾患がないときには、足の裏に塩化アルミニウムを塗布することで足汗を抑えることができます。

 

病院の院内製剤として処方されますが、市販でも販売されているので自宅でも手軽に行うことができます。

 

効果は一過性なので継続治療が必要です。
使い方によっては刺激皮膚炎などの副作用が出ることがあるので、医師の診断を受けることをおすすめします。

ボツリヌス毒素

塩化アルミニウムの塗布で効果がないときには、ボツリヌス菌という薬を患部に注射します。

 

交換神経をブロックすることで汗腺の働きを抑えます。
効果は数か月継続し副作用もありません。

 

足汗が多く発汗する夏の時期だけの期間限定で治療する方法もあります。

イオントフォレーシス

足が浸かることができる容器に水を張り微弱な電流を流すことで足汗を抑制します。

 

電流を通すことで生じる水素イオンが発汗作用を抑制します。

 

週に1〜2回の通院を約8回程度続ける必要があります。

 

塩化アルミニウム治療で副作用が出る人などに用います。

 

足の臭い治療:内科

体の内部から臭う時には内科を受診します。

 

便秘などの腸内疾患による大便臭や、おしっこなどのアンモニア臭がするときには内臓が関係していることがあります。

 

足の臭いを薬で治す

足の臭いの原因は雑菌やバクテリアです。

これらは免疫力が低下しているとその分雑菌が繁殖しやすくなります。

 

糖尿病の人はこの傾向が強いです。

 

腸内環境がよくない人も、腐敗したガスが腸内壁を通じて血液内にはいりこみ、臭いを伴った汗となって発汗されます。

 

アンモニアなどの有害物質を解毒する肝臓が弱ると疲労臭と呼ばれるアンモニア臭がでます。

 

糖尿病や内臓疾患が原因の場合は、足の臭いだけでなく体臭や口臭も匂うようになります。

 

これは、体全体の免疫力が弱くなり、細菌感染し繁殖しやすくなるからです。

 

足の臭いだけが強いという場合は、内臓疾患の可能性は低いといえます。

 

もし思い当たる節があれば、合併症を引き起こすこともあるので、早めの治療を受ける必要があります。

足の臭い治療:外科

形成外科

病的な皮膚の治療をする時には、形成外科を診察します。
整形外科ではないですので間違わないように。

 

皮膚科では行えないような手術をします。

美容外科

形成外科の美容部門が美容外科です。
ワキガの治療などでよく利用されます。

 

保険適用外の手術が多いので費用はいです。

足の臭い治療:心療内科・精神科

足の臭いの原因が精神的な理由からきている場合は、心療内科か精神科を受診します。

 

交換神経の機能低下などによる多汗症などを診察します。
治療には制汗剤などは使用せず、リラックス効果のある内服薬で治療します。

 

発汗には、運動性(体温を調整)、精神性(緊張などの気持ち)、味覚性発汗の3種類があります。

 

運動性は運動の時にかく汗、味覚性発汗は辛い物を食べたときにかく汗です。

 

どちらも正常な汗なので問題はありません。

 

問題な汗は交換神経による精神性発汗です。

 

気持ちが安定すれば発汗作用も安定するのですが、治療にはある程度の期間が必要になります。

まとめ

これらのように体調不調により足の臭いが発生します。

 

足の臭いを根本的に解決するには精神的、内科的、皮膚科的な治療の他に、
食生活や生活習慣を見直すことも大事です。

 

健康的な生活を送ることで内臓への負担が減り、免疫力も増し、汗腺機能の低下も防ぐことができます。

 

体質の改善は今日明日に治るというものではありません。
すぐに足の臭いを抑えるには、足の雑菌の腐敗臭を死滅させる必要があります。

 

雑菌の臭いを解消してくれる専用の消臭剤、デオドラント剤を併用することで足の臭いの対処をしていきましょう。

 

足の臭い 何科消臭グッズ タイプ別一覧

 

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