おならの臭いを改善する食べ物
この記事では、おならの臭いを改善する食べ物を紹介しています。
おならは誰でも出るもので、よく食べて、便やおならをよく出すということは当たり前のことなのです。
おならが人前で出ると恥ずかしいと思うのは誰でもですが、おならを我慢することはよくありません。
おならを我慢することで、おならのガスでおなかが張って痛みが出たり、腸が広がり便秘の原因になったりします。
便秘になるとガスが増えるため、悪循環に陥ってしまうこともあります。
また、おならが溜まりすぎると、ガスが血液中に吸収され、口臭や体臭の原因になったりもします。
そんなおならですが、臭いを改善することはできます。
それは、これから紹介する食べ物を意識して食べることです。
おならの臭いを改善する食べ物
- 納豆やキムチ、みそといった発酵食品
- ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品
- 大麦や海藻類、オクラ、めかぶ
- タマネギやアスパラガス、バナナ
- キノコ類やみそ、ハチミツ、メロン、ワイン
- 玄米やおにぎり、ポテトサラダなどの冷えた炭水化物
などです。
食べ物以外では、水分を小まめに摂取したり適度な運動がおすすめです。
水分をこまめに摂取することで、便が硬くなって便秘になるのを改善することができます。
また、運動不足になると腸の動きが緩慢になって、便秘につながりやすくなります。
おならの臭いを強烈にする食べ物
逆におならの臭いが強くなる食べ物を紹介します。
動物性たんぱく質や『FODMAP(フォドマップ)』と呼ばれる糖質を含む食品。
パンや麺類、ニンニク、カレーソース、リンゴ、モモなどです。
腸内環境には個人差があります。
それぞれがバランスの良い食事を心掛けましょう。
食事以外でも、ストレスをためると腸内環境が乱れたりするので注意が必要です。
おならの臭いを強烈にする原因
腸内では、『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』の3つの菌が生息していることは、よく知られています。
この3つの菌がバランスよく生息していればいいのですが、何らかの原因で悪玉菌が増え過ぎると、おならの臭いが強くなります。
なぜなら、悪玉菌によって強烈な臭いを放つガスである硫化水素や二酸化硫黄、アンモニアが発生しやすくなるからです。
肉や卵など動物性たんぱく質を取り過ぎると悪玉菌が増えます。
また、便秘で便の腸内滞在時間が長くなったりすると発酵が促進されるのでおならは臭くなります。
病気
おならの臭いがあまりにも強い場合は病気も考えられます。
『腸閉塞(へいそく)』『大腸がん』『過敏性腸症候群』の初期段階では、おならが臭くなります。
大腸がんは日本では最も多い病気なので注意が必要です。
また、ストレスや自律神経バランスの乱れなどによっておならが臭くなることがあります。
おならの臭いを改善する食べ物のまとめ
食生活を見直したり、小まめな水分摂取や適度な運動を行っても改善しない場合は、
病気の可能性があります。
気になるときは、消化器内科や胃腸科を受診すると良いでしょう。
大腸がんなどは、放置すると進行し、治療困難となってしまう可能性があるので注意してください。